今更ながら始めてみた Evernote
今更ながら始めてみた
まだよく解らないが、ほぼ何でも保存できると言って過言ではないらしい。ウェブページのクリップや画像、その他のファイル。新規ノートを作成するメニューだけでも基本のノート以外にインクノート、音声ノート、Webカメラノートと合計4種類も表示されるくらいだ。
まず、わたしが何故 Evernote のアカウントを作成したのかというと、いくつかの草稿にいつでもどこでも安全にアクセスしたかったからである。何所からでも SSL でという点が非常に大事なのである。
今までは Gmail の Drafts として保存していた。大事なことなので2回書くが SSL が使えること、何所からでも同じストレージにアクセスできること。それらを満たしているからだが、いい加減に疲れてきた。あのメールエディタは割と使いづらい。かといってローカルのテキストエディタへ一度コピー&ペーストし、そちらを編集するのも面倒だ。作業終了前に再度データを戻して保存しなくてはならないし。
そこで Evernote を選んでみた。よって基本のノート以外は全く触っていない。機能を調べさえしていない。
そんなわたしが参考にしたページはこちら
私のEvernoteの使い方 | goryugo, addicted to Evernote
さまざまな使用方法の一覧。
まだ全てを読んではいないし今までに読んだ全てへ同意できる訳もないが、何か困ったり気になったりした事柄はここを読めば解決するのでは、と思わせる情報量。入門としては逆に多すぎる感さえあるが、興味があったらまずこちらをつまみ読みしてみるのも良いのではなかろうか。
【Evernote】タグのネーミングのコツ | goryugo
タグの先頭に記号を入れておくとインクリメンタルサーチがし易くなるという tips 。はてなブックマークにおいてこれの便利さを痛感しているので、採用した。
最近よく使う「人の名前タグ」について Evernoteの使い方15 | goryugo
わたしはパソコン以外のデバイスから Evernote へアクセスする予定などないが、ヒトごとにタグを作成して個人的なデータを纏めるという手法は参考になった。 twitter のアカウントなどは @ と親和性が高く、前項と合わせて確かに使い易そうだ。
参考になりすぎるEvernote活用例3 – @OZPAのラーメン - | goryugo
「ラーメン」とのことなので読んでみた。
わたしなら行きたい店を見つけた段階ではてなブックマークへ放り込む。感想は、書きたければはてなダイアリーへアップロードする。よってこの用途ならはてなのサービスだけで賄えるため、わたしの参考にはあまりならなかったがラーメンは旨いものなので挙げさせていただく。
Evernoteデータのローカルバックアップを定期的に自動作成してくれる『Evernote Exporter』 : ライフハッカー[日本版]
アカウント情報なしでどうやってバックアップするのかと思ったんだが、ローカルディレクトリをバックアップするようだ。まだインストールしていないが、使うかもしれない。クラウドだからといってデータが消えない保証はない。
とりあえずの使用感
悪くない。わたしの要件に対して十分である。
しかしわたしの欲するものは Plain Text で良いので、 html を Ctrl+V でペーストするとその装飾が施されたテキストとして貼り付けられるのが邪魔ではある。しかし Shift+Ctrl+V でなら Plain Text 扱いで貼り付けられるようなので Evernote ではそちらが標準となるよう慣れれば良いかな。
なお html でエクスポートというメニューも存在する。これはノートの内容をそのままブラウザで表示できるような書式で出力する機能である。 div 要素などを付加してくれる。優しいと云えばそうだが、こういうソフトウェアが出力する html はまず気に入らないのでわたしには要らない。使わない。
Evernote もそこはイマイチだと、テスト出力の結果を見て判断した。だいたいフォントサイズ変えたいんじゃないんだよ見出しにしたいんだよどうするんだよ Evernote だと。お前 html エディタじゃないんだから無理するなよ。……無理させてるのはわたしか。
そして自動で保存され続けるのに違和感はある。 Ctrl+S 要らんの?本気で?という。ただし操作ミスした場合など、他のエディタと同様に保存しないコトで状態を戻そうとウィンドウを閉じてしまったりすれば復元不能になるようなので要注意。なお、履歴は金を払ってプレミアムアカウントにすれば表示およびダウンロードが可能になる模様。孔明の罠か。
ラーメンの件で書いたように、わたしの場合ウェブページのクリップははてなブックマークで良い。店や本やゲームの感想ははてなダイアリーである。写真もはてなフォトライフで良かろう。
一月にアップロードできるデータ量に無料アカウントならば 60MB という制限があるものの、テキストデータしか扱わないなら大した問題ではない。
はてなのサービスをより活用するために、やりたいことを何処ででも実現するために、 Evernote を利用してみようと思っている。