はてなOne?

はてなOne

はてなOneは、ブログやソーシャルブックマーク、写真の共有など、はてなのサービスをともだちと一緒に楽しむための仕組みです。タイムラインでともだちの新着情報をチェックしたり、コメント欄でコミュニケーションしたり、はてなでの活動をともだちと一緒に楽しむことができます。

たまたまはてなのトップページを表示したらデザインが変わっていて、なんぞ!?と眺めているうちに「はてなOne」なるナニかを見つけたのでぽちり、こんなサービスがリリースされていたことを知った。少し前から招待制のテストか何かをやっていたらしい。

要するにSNS機能の強化をした模様。

ブログ、ダイアリー、ブックマークなど幾つかのサービスを使うとその更新情報がタイムラインとして纏めて表示される。自分の情報はもちろんのこと、「ともだち」の情報も表示され、その「ともだち」の情報へコメントやスターをつけることができる。ここでつけたコメントは対象となった情報の発信者の「ともだち」にしか公開されない。

そしてこの「ともだち」は相互に認証しなくてはならない。一方通行の友情は存在しないようだ。

現状で「ともだち」申請を送れる先は3通りで、任意のメールアドレス、任意のはてなID、 Facebook, mixi の友人。今後増えるとしても twitter との連携程度ではないかと予想している。

外部サービスとの連携は招待状を送信できるくらいで、外部サービスへコンテンツを共有したり外部サービスの内容を表示したりは現状できないようだ。

だいたいこんなモノだと理解した。

これって既存の「お気に入り」「フレンド」「ファン」はどうなるのだろう。

「お気に入り」は任意のユーザについてダイアリー、ブックマークなどの更新情報をまとめて見られる機能である。こう表すと微妙に違う気もするが、わたしにとってはそんなモノ。各サービスの RSS でも集めればほぼ同等のページが作成可能だ。「ファン」は自分を「お気に入り」へ入れているユーザ。「フレンド」はお互いに「お気に入り」に入れているユーザ。そしてちなみにこれらの区分はプロフィール公開範囲の設定対象としても使用される。

この設定を引き継いだりはしないようである。引き継がれる「ともだち」ははてなココのものらしい。はてなココとやらは使っていないため、その点は安心できる。

ただ、「お気に入り」「フレンド」「ファン」の存在意義はいったい……。 RSS を集めるよりは手軽だし、複数サービスの更新を1画面で一覧できるという理由でこの機能を利用していたわたしとしては、少なくとも「お気に入り」を廃止されたら少々残念である。

以上、使ってもいないサービスのヘルプだけを読んで感想を書いてみた。

そこにボタンがあったので押してみたものの、積極的に使う予定はさらさら無い。知人からともだちリクエストがあれば承認はすると思うが。SNS多すぎて管理できなくなるんだよ面倒なんだよ。はてなってどちらかというとオープンであるコトが特色なのではなかったのか。コメント欄のないページに無理矢理コメントをつけるブックマークのように。ブログパーツやソーシャルボタンの類でアクセスログが残るのは当然だけどトラッキングされるのは当たり前にはなっていない - 最速転職研究会の件といい、随分と迷走してるな。流行りモノの表面を愚直になぞっているように見える。