Flipboard いんぷれっしょん

巷でちょっとだけ話題の Flipboard: あなたのソーシャルニュースマガジン とやら。 Google Reader を読むためだけにインストールしてみた。 Google の Reader アプリは使ったことないのに。連携できるサービスの殆どを使ってないのに。たぶん疲労と酩酊の所為。

見た目や操作は割と気に入った。昼休み、食事を終えた残り時間で眺める Google Reader に比べたらずっと見出しが入りやすく、下から上からスケッチブックを捲るようにページを繰る感じも悪くない。

さらさらとフィードを流して引っかかったエントリには印を付けておき、後でゆっくり読む方針とした。降り注ぐ柔らかな光の下、ベッドから最新の情報へ素早くアクセスできるのは思ったよりも楽しい。この季節、遮光カーテン越しのまったりとした明かりで寝起きのだるだるなアタマとカラダが殆ど動かなくて済む気分転換をしたいだけとも云う。

ただ Google Reader だけだと少し物足りない。トップページしか見なくなるので次ページがあるのを忘れる。1ページ目に Cover Stories と2サービス、2ページ目に6サービスを並べるレイアウトになっているため、購読するのが1サービスだけだと1ページ目さえ埋まらないのだ。

このアプリの場合、設定画面へは2ページ目の右下にある歯車アイコンから遷移するので、コンテンツが不足していると「設定画面……どこだっけ……?」になる可能性がある。というか、わたしはなった。注意が必要かもしれない。そんなにコンテンツがないなら、このアプリを使うなということかもしれない。

対策として Google Reader のフィードをタグごとに1コンテンツとして登録してみた。これである程度のグループごとに RSS を分けられて2ページ目も使うコトになり、そもそも更新頻度も量もわたしにとっての重要度も全く違う全フィードを1冊として扱うのは無茶だったので一石二鳥、ほぼ問題は解決されたのだけれども、ラベルの『「」フォルダ』はない方が好みだな。

何処から生成しているのかよく解らない Cover Stories とやらのようなカラフルなページばかりでは決してないのだが、それはこれぐらいで丁度よいと感じている。あまり彩度の高い画面ばかり見ていると疲れたり飽きたりしそうなので。

ちなみに Google Reader のではなく Flipboard の提供によるフィードも試しに読んでみたが、大して変わらなかった。選んだメディアが日本の新聞社だったというのも一因だろう。

そうそう、設定にてキャッシュのストレージにエクスターナルが存在したのは良い点かもしれない。こちらのレビューによれば Google のアプリはそれを選べないようなので。

というわけでそこそこ利用中。