pomera DM100 げっと

キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック

キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック

先日のエントリのとおり pomera DM10 のキーボードが故障した。故障寸前だった、と云うべきか。

使い捨てるのはあまり好みじゃないので、まずは購入した家電量販店へ持ち込んでみた。

一部のキーが利かなくなったのだが、修理するとしたら、そもそも見積もりにどれくらいの期間が必要なのか、から質問してみる。まずはメーカーへ送付しなければ見積もりが取れない、とのこと。それは想定内だったので、さらに症状を説明すると、この場合はキーボードの交換となり5,000円ほどかかると思われる、という返事。 DM10 の現在の売価は7,000円程度であったことを確認していたので、「なら買い換えた方が保証も付くし良いですよね」と問うたところ「そうですね」と。

相談に乗ってくれた礼を云って修理カウンターを離れた。

そして pomera のある電子辞書売場へ戻り DM10 の在庫を手に取る。どうせ買い換えなら DM100 も考慮しようと思い、辺りを見回すとモノはあったのだが。値段が、値段が! 3倍以上である。

キータッチを確かめ、パンフレットをその場で熟読して考える。「それを買わない理由が値段だけなら、買いなさい」という名言が蘇る。誰の台詞かは全く思い出せなかった。

一生懸命「 Bluetooth なんて要らないだろSDメモリーカードが使えればデータの遣り取りはできるしQRコードも同じ理由で不要だ、辞書だって Android で引けばいい」と自分に言い聞かせたが、やはり Android と直接繋げられるという誘惑には打ち勝てなかった。

いつもオプションの保証なんてつけないんだが、今回は5年保証を追加して購入。

なおこのエントリは pomeraBluetoothAndroid と繋いで書いている。まだコントロール系のキーバインドに慣れないし、入力のタイムラグが少しあるが、なかなか快適。

無線LAN搭載SDHCメモリカードとやらを使えば単体で Evernote へ繋げられるようだが、わたしの場合は Android のそれへ接続しているので無くてよい。というかコレお高い。ディスプレイの見易さは pomera に軍配が上がるのだが。

ちょっと残念な点としては、電池が DM10 と違って単3なので単4の使い道が減ったところ、 Bluetooth で繋いでいる間は電池残量の表示がないところ、折り畳みではないので大きいところ、か。しかし Bluetooth 使用中は基本的に本体のディスプレイを見ないだろうし、折り畳みではないぶん故障の確率は下がるはずだ。悪いところばかりではない。

pomera の画面を見ていると、わたしがワープロ世代であることを実感させられる。

さて、単3の eneloop を買い足して来ようか。