質問は的確にと言うなら、連絡も的確に。
本日から、別なプロジェクトへ参画となった。
クライアント名は教えてもらったものの、業務の流れや使用している言語、DBなどの概要はさっぱり知らされない。昨月までのプロジェクトもそうだったのだけど、状況を理解したり既存のドキュメントを読む時間がない。初日からスケジュールがみちみちと入れられている。たぶん、この出向先の文化なのだろう。
それはともかく。
同じ会社から派遣されたチームのリーダーが、現在の開発段階とやらを言いに来た。ついでにドキュメントのありかをも、誰も聞いてないんだけど、教えようとファイラを操作する。いろいろなディレクトリを開いて中身を確認する。ちなみに目が悪いのに矯正しないからディスプレイとの距離が20cmを切っている。
リーダー「どっこだったかなぁ……普段、ショートカットで開いてるからわっかんないんだよねぇ」
わたし「じゃあ後でショートカットの先をメールで送ってもらっていいですか?」
開くディレクトリが1箇所ならまだしも。送られてきた“チームリーダーが必要だと考えるディレクトリ”は7箇所あった。ぼーっとディレクトリを探す時間×7なんて空恐ろしい。その間わたしはディレクトリが閉じたり開いたりするのを眺めているだけだなんて。
自分はかちかちかちかち忙しいから気がつかないんだろうな。
以前いた作業場所では、とりあえずドキュメントの場所をメールで教えてくれたことがある。内容の説明はその後だ。そういうステキなやり方が恋しい。ディレクトリパスを手書きでメモする、なんてことをわたしはやりたくない。だからヒトにもそうさせたくない。