座忘庵のうどん

札幌市中央区南1条西23丁目にある座忘庵。讃岐うどんを昼食にいただいてきた。

わたしが食べたのはたぬきうどん。澄んだ出汁に揚げ玉と柚子と三つ葉、かな。味が薄いわけじゃなくて、でもしょっぱくもなくて美味しかった。実はうどんは関西風の方が好き。

角煮丼もひとくちだけいただく。とろけるような肉とは言いがたかったけど、味は美味しかったと思う。

薬味はまずテーブルの上に一味唐辛子とごま。ごまはごま擂り器みたいな容器に入ってて、ハンドルを回して擂りながら出すようになってた。ねぎはうどん到着の直前に、別な容器でたっぷりと。500cc以上入りそうな器に9分目くらいあったはず。

ちなみに。あれは何といったか、道路系作業員のおっちゃんが先客としていたのだけど、そのおっちゃんは注文していたらしいざるうどんが運ばれてくると一言。

「うどんなのか!?」

店員うなずく。「うちはうどん屋ですから」。

その後は文句を言わず食べていたから別によい。よいのだけど、うどん屋って知らずに入ると確かにわからないかもな、と思った。メニューにはざるだのたぬきだのかけだの書いてあるだけで、あんまりはっきり「うどん」って書いてないんだよね。よくよく見ればセット系メニューに小さく書いてあるくらいかな。だから同情の余地はある。