気分次第なだけカネ
現プロジェクトにて、ユーザの入力間違いが起こった。
内容はそれほど大事ではない、たぶん。一目見れば薬剤師はもちろんのこと、看護師もきっと気付いただろう処方オーダ。
わたしが見つけて、プロジェクトリーダへ冗談交じりに報告したら病棟へ連絡することになった。看護師に直していただこう、とね。
それは問題ない。気に障るのは違うこと。
ユーザの担当者とプロジェクトリーダでほぼ毎日、インシデント、アクシデントや要望など、その日の出来事を周知し合っている。その話題にならなかったことだ。
プロジェクトリーダは何度もキレてくださっている。約束処方の登録で、不要そうな薬剤やコメントを見つけるたびに「お前ら、これは間違った指示を出すことになるんだぞ!?」とね。「これは定期処方だろ!?臨時と一緒にするんじゃねえよバーカ」「これとこれは混注だから Rp 一緒にしろ」
それは正しいと思う。感情をあらわにするのはやめていただきたいものだが、誤った指示を処方するのはよろしくない。ましてや約束処方ならばなおさらだろう。
それならば、ユーザの認識誤りによるミスオーダについて、ユーザの担当者に報告しなくてどうするのだろうか。2度、3度とこのようなことがあってよいのだろうか。
……ま、要するに、どうせミスオーダが出されるたびにシステムが使いにくいからだとか文句を言われるのは目に見えているので、先手を打っておきたいというだけなんだがネ。
毎日毎日飽きもせずキレてくださるほど大事なハズなのに、ユーザの理解度アップにはまったく無関心なのが面白くて仕方ないだけだがネ。
こういうときには涅マユリ様のしゃべり方がすてき。