処方箋はどこへいきたい?

コンタクトレンズを処方してもらいに眼科へ行った。医師の診察。

「んー、少し出てるねぇ。目のかゆみとか目やにはない?」
「なくはないです」

医師、どこからか点眼薬を取り出してわたしの両目にぽちぽち。

「目薬出しておきますね。1日朝と夜の2回!両目にさしてください」

特にレンズの処方も止められることなく、点眼薬の処方箋が発行された。「クロモリーク点眼液」という、聞き慣れない薬。……聞き慣れないっつってもわたしの最近の知識にないだけだが。

ま、病名も言われなかったがいつもの通り結膜炎でしょう、と思いつつ、このまちで唯一行ったことのある調剤薬局へ処方箋を持ち込む。と、受け取った薬剤師の第一声が「何コレ?」。客の目の前でいい発言だな、ねーちゃん。しかし同感。

どうも在庫がなかったらしく、近くの別な薬局から手配したとのことだった。

領収証を見ると薬学管理料も当然ながら取られているし、もし薬歴を作ってくれているのなら、わたしの処方箋は全てこの薬局にお願いしようかなと思っている。特に不満もないしね。

ただ、内科と精神科以外なら今回のように在庫がないこともあるのだろう。在庫のない薬を頼んで取り寄せてもらったあげく「すみません」なんて薬剤師に謝られるのはごめん被りたい。ないのは仕方なくて、それは想像の範囲内だ。申し訳ないのはこっちだ。

……門前の、ほぼ確実に在庫のある薬局と、発行機関にかかわらず一定の薬局。もらった処方箋は、結局、どちらに出すのが薬剤師にとっていいことなのかなあ。門前なのかなあ。楽だし。

そういえば今回は患者いんたびゅーもなかったな。疾患も経緯も想像つくからかな。チェックする気がなかったからかな。いやな患者だからかなあ。

ちなみに。薬歴めも。


Rp. 1
クロモリーク点眼液 5mL 1回2滴 1本
1日2回(朝・夕) 両目に