はたらく魔王さま! 1巻

ちーちゃん可愛いよちーちゃん。

アニメをなんとなく見始め、気に入った作品。虹彩の描き分けが素敵だ。原作を読みたい……いや、アニメが終わるまでは評価を待ってみようか……でも、その頃には飽きているかもしれない……飽きていたら、それはそれで問題ないのでは……なんて葛藤の末、紀伊國屋書店ウェブストアの Kinokuniya Point で電子書籍を購入。次のポイント10倍セールは何時かな。

5つの大陸からなる世界エンテ・イスラ。そこを支配せんと攻め込んだ魔王軍であったが、4つの大陸を落としたところで突如あらわれた勇者と名乗る人間の反撃に遭い、壊滅状態となってしまう。腹心ひとりを連れて命からがら別世界へ逃げ出した魔王たちが辿り着いたのは、現代日本。悪魔を悪魔たらしめている魔力や魔法が存在しないとされているこの世界で、元の姿の維持すら出来ない2人が選んだ生きるために選んだ術は……働くコトだった。

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

やはりアニメとは小さな差異があって、そもそもキャラクターに惹かれて原作へ当たろうと思ったわたしには多少つらいところも散見されたが概ね楽しめた。文の流れはとても軽く、さっくりとしていて、鳩サブレーを連想させる。

1巻でいちばんの見所は、真奥、遊佐、芦屋、佐々木の履歴書だと思う。特に芦屋の「扶養家族の有無」が好い。

それにしても、遊佐の髪は漆黒、木崎の髪型はアップというのに驚かされたな。

ちなみに、第7話まででわたしが気に入ったアルシエルのカット、トップ3は次の通り。

    1. 第6話、真奥が床の写真を見ようとした際にトイレの扉から覗かせた顔
    2. 第7話、畳で横になりながら「鎌月さんの所為ではありません」と言うところ
    3. 第5話、映画を観に行った真奥に対し「私だってたまには主夫業を休んで、娯楽に興じたいのを我慢してるのに……!」と訴えたシーン

アルシエルかわいいよアルシエル。