取っ手のとれる憎いあんちくしょう

こいつを入手した。金を出して買ったのではなく、クレジットカードのポイントで交換したモノ。わたしのキッチンに鍋はいくつか有ったがどんどん傷んでゆき、まともに使えるのがミルクパン1つしか無くなったのでちょっと困っていたのだ。

ミルクパンはデイリーポータルZのミルクパンがあればなんでも出来るという記事にある通り、なかなか優秀な調理器具だ。貧乏舌の独り暮らしであるわたし程度の生活ならば、コレだけでどうにでもなる。

しかし、ミルクパンでも可能だとはいえ焼きそばやチャーハンを作る際には矢張りフライパンが欲しかった。そんな折にクレジットカードのポイント交換カタログを眺めていたら、このセットが目についたのでいただいてみたのだ。

コレが素敵に便利である。何がよろしいって取っ手が外れるところである。さすが取っ手のとれるティファールなのである。

当たり前の話だが、取っ手が無いだけで鍋の最大長がずいぶん短くなる。単身向けアパートのキッチンは決して広くないので、洗い易さ倍増である。体感してみると、想像した以上に快適だった。水切り籠にも収めやすい。もはやプチパラダイムシフトと云って……過言かも……いや、どうだろう……。

何故もっと早く買わなかったのかとさえ思った。自炊を全くしないならともかく、たまにはするかもしれないという方なら買って損は無いだろう。やはり洗い物が楽だというコトは幸せである。食器洗い機? いえ、知らない子ですね。

ちなみに、お知らせマークはあまり見てない。「コレは消えた……のか? 消えてない……のか? もうちょっと待つか? 加熱しすぎにならないか?」と悩むので、今まで通り手をかざして判断している。い、いや、目視確認が合う方には便利なのだと思うよ。