Visual Basic 6.0 はナニで見る?
VB 6.0 なんてモノを見ることになった。読める気はしない。眺める程度が精一杯な感じ。
で、開発環境がなかったので Microsoft Visual Basic 6.0 をインストールする。 Service Pack は 6 まで当てる。
キーワードがハイライトされて表示されるのはよいところ。ソースエディタでマウスホイールが利かないあたりがわるいところ。
自分が普段いかにマウスホイールへ頼っているかを思い知らされた。すてきなストレス。
ところで今の作業は VB 6.0 で書かれたコードを VB .NET 移植することで、参考のために VB 6.0 を見ている。あまり開発環境から実行する必要はない。
ということで Eclipse の Colorer Library Editor プラグインを導入してみた。 VB 専用というわけではないけど Colorer C++ Editor, Colorer Scripts Editor, Colorer XML Editor と3種類のエディタがあって、 Colorer Scripts Editor を使うと VB のキーワードが色づけされて表示される。ついでにアウトラインへプロシージャや変数が一覧表示される。
まずマウスホイールでスクロールできるところ。アウトラインから目的の要素へジャンプできるところ。よいところ。
アウトラインが階層的に表示されない、つまりローカル変数とグローバル変数の違いが判断できないところ。ソースエディタでコンテキストメニューから他プロシージャや変数の宣言部へジャンプできないところ。わるいところ。
単なるビューアとしての使用なら Eclipse + Colorer Library Editor の方がわたしには使いやすいっぽい。何はなくともマウスホイール。
VB 6.0 のソースエディタでは Shift+F2 で「定義(D)」、 Ctrl+Shift+F2 で「元の位置へ移動(N)」が使えなくもないのだけど……見なかったことにする。 Alt+← で戻れないなら使いにくすぎる。
コメントでいただいた情報。 Microsoft のサポート技術情報より Visual Basic 6.0 IDE でマウス ホイール イベントが機能しない件。これの VB6IDEMouseWheelAddin.dll を使う方法で対応してみた。
するとすてきにマウスでスクロール。これなら VB 6.0 を使ってもよいかもしれない。アウトラインは相変わらず Colorer Scripts Editor の方が、慣れも手伝ってか見易いものの、そこまでこだわることでもない。
しかもアドインを Excel の Visual Basic Editor へ組み込むことで、そちらでもマウスにあわせてソースがくるくると回るようになった。ちなみに作業内容は、 DLL と同梱されてた reg ファイルをレジストリへ放り込んでやってから VB 6.0 IDE のときと同様に Editor のアドインメニューから起動時にロードするようチェック。最初はこのアドインメニューでの設定を忘れていて、どうもスクロールしないと悩んでしまったり。寝ぼけていたのだろうか。
うれしい。いつかまた、 VBA を書くときに非常に便利。ありがとうございますコメントの方。