WinMerge でレポートを出力した場合の書式って
ファイルを比較している場合、 html しか選択できないんだね。
とある項目の一覧ととある項目の一覧ととある項目の一覧を比較しているヒトがいた。大事なことなので3回言いました。目を皿にして違いを判定していたようなので余計なお節介ながら WinMerge を紹介した。
結果は Excel でまとめたいらしいので、ファイルの比較結果をレポート出力してみる。
html しか選べない。しょんぼり。
もっとも、出力される html はけっこうシンプルなので、とりあえずコピー&ペーストでワークシートへ貼り付ければだいぶマシと思われる状況になった。
でも最終的に Excel 管理するのなら、もうちょっと変換しやすい形式はないのかと探してみた。ここからはただの趣味。
なかった。
Google 先生に " WinMerge レポート 出力 " とかでうかがうと csv 出力できそうな雰囲気が漂うのだけれど、それはフォルダ比較の話っぽい。ファイルの場合は拡張子をナニにしても html 。ファイルの種類に html しかない以上、まぁ当たり前だよな。
仕方ないか、と思いつつ、最後に Cygwin の diff を試してみることにした。そういえば Cygwin 入ってるよわたしのマシン、ということで。
diff --side-by-side a.csv b.csv
コマンドラインツール最強説。これが一番かもしれない。コンソール用の調整ではあるけれども、 a.csv の項目と b.csv の項目の間にタブを挟んで見やすくしてくれる。差分の行には > とか < とか | とかマークがつく。あとは好きなように置換したり変換したりすればよい。
ただし注意点として、 csv ファイルの行末が CRLF だと CR をただのキャラクタ扱いにして残すので結果がうまく side-by-side にならない。行がずれる。いつも通り LF だけにしておこう。設定で変更可能な項目かもしれないけど気にしない。
WinMerge で事足りたようなのでお知らせしてはいないけど。だってこれ自己満足のための調査だし。コマンドラインツールあんまり使わない方みたいだし。
だいたい最終的には目視に戻ってたし。リアル大きなお世話だった。